国際ソロプチミスト豊橋ポートは25日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で雅楽奏者の東儀秀樹氏を招きチャリティー事業「東儀秀樹トーク&ライブ~雅楽と現代音楽の融合」を開いた。東愛知新聞社など後援。
1959年東京生まれ。東儀家は奈良時代から1300年間雅楽を世襲してきた楽家。秀樹氏は宮中儀式や皇居での雅楽演奏会などのほか、海外公演にも参加。日本の伝統文化の紹介や国際親善に一役買ってきた。
今回、SI豊橋ポートが日本の伝統文化を広く知ってもらおうと企画。クラブが支援する「Sクラブ」所属の地元高校生らも運営を手伝った。
公演は「越天楽幻想曲」で幕開け。東儀氏は雅楽の歴史を説明し「ここで音色を知ってもらえば、神社などで鳴り響く音を耳にしたら感じ方も違ってくるのではないでしょうか」などと話し、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、龍笛について説明した。また装束についても解説。自作の笙の独奏曲「光降る音」、龍笛のオリジナル曲「三ッ星」などのほか、「ジュピター」「ハナミズキ」「クイーンメドレー」など現代曲や洋楽も演奏。来場者は幻想的な調べに酔いしれ、楽しいトークを堪能した。収益の一部は地元福祉のために活用される。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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