豊橋聾学校でVR使った災害講座、事前準備の大切さ学ぶ

2025/06/28 00:00(公開)
VRで災害体験する生徒=豊橋聾学校で

 「中部地域づくり協会地域づくり技術研究所」は27日、防災講座を豊橋市草間町の県立豊橋聾学校で開いた。犬飼一博所長が「大雨から大切な命を守る」と題して話した。

 

 犬飼所長は1959年の伊勢湾台風や2023年の東三河豪雨などの映像や写真を元に、水害の主な原因に高潮や線状降水帯が大きく関わっていると解説。国内各地の水害を挙げて「ひょっとしたらこっちでも起きたかもしれないと、自分事で災害を見ることが大切」と語った。

 

 VR(仮想現実)を使った災害体験があった。大雨で河川が氾濫したという想定で、避難方法を選びその結果を疑似体験する。水が押し寄せる映像に、驚いて声を上げる生徒もいた。

 

 犬飼所長は「早めに避難して自分の命を守るために、ハザードマップなどの情報を集めたり、非常持ち出し袋を用意したり、どのように避難するか事前に決めたりと、しっかり準備するきっかけにしてほしい」と語った。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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