【連載】カゲっちの「今週のフェニックス」〈10〉 リーグは中盤戦へ突入 地域一丸でCS進出を

2025/12/03 06:00(公開)
リーグ再開で巻き返しを誓うフェニックス ©SAN-EN NEOPHOENIX

 試合がない2週間のバーウィークが終わり、今週末からBリーグも中盤戦に突入します。序盤戦はハードスケジュールの中、故障者が多く苦戦を強いられました。バイウィークで態勢を整え、新たな気持ちで臨みたいです。

 

 けが人の復帰が一番ですがシーズンは長い道のりです。選手同士が助け合い、出場可能なメンバーでベストを尽くすことが重要です。

 

 シーズン序盤は根本、湧川、児玉の3選手ら若手の出場機会が多く、貴重な経験を積むことができました。まだシーズンは3分の2以上の日程を残しています。若手選手らのこの経験は終盤へ向けて必ず役立ちます。副キャプテンの大浦、吉井の両選手もキャプテン佐々木選手が不在の中、責任感を持ってチームを引っ張っています。

 

 このように一人ひとりが成長しつつ、けがで離脱している主力選手が復帰してくれればチーム力はさらに高まることでしょう。よりフェニックスらしい、ハードで速い展開のバスケットボールを見せてくれると確信しています。

 

 バイウィーク期間には吉井選手が日本代表としてワールドカップ予選を戦いました。日程的にもハードですが、代表チームで培った知見をチームで生かせることに期待してください。

 

 昨季までは2年続けてホーム勝率1位のフェニックス。今季も厳しい状況ながらホームは勝ち越しています。地域の声援によるものに違いありません。シーズン中盤でさらに上昇気流に乗るためにも、皆さんの後押しが欠かせません。熱く、泥臭く戦う選手に会場の大声援をお願いします。

 

リーグ再開初戦は島根戦  ゴール下の攻防に注目

 

 今週末の6~7日はホームの豊橋市総合体育館で「島根スサノオマジック」との戦いです。

 

 特に外国籍選手らのインサイドでの得点力は相手チームの脅威となっています。まずはインサイドでの争いを制することが肝心です。日本人選手でリーグトップクラスの岡田選手の得点力とアシストも島根の攻撃を引っ張っています。島根に思い通りのオフェンスをさせないハードなディフェンスが勝利への必須条件になります。気持ちが表れるリバウンドやルーズボールも含め、泥臭く戦うフェニックスの選手たちへの後押しをお願いします。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 光生会 藤城建設 住まいLOVE不動産 虹の森 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国