豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)に11月30日、バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の選手とコラボした動物解説パネルがお目見えし、多くのブースターらが園を訪れた。
園内に設置された全13種類の動物解説パネルは、選手のプレースタイルと動物の特徴がリンクする仕掛けで、動物の生態や絶滅危惧種の現状を解説している。
例えば、霊長類最速のパタスモンキーは、素早いドリブルが特徴の佐々木隆成選手と、跳躍力のあるサーバルは、小柄ながらスピードが持ち味の根本大選手と連携させた。ライオンは群れで行動し、その中心のオスは「プライド」と呼ばれていることから、三遠の誇りを胸に人一番熱いプレーをするデイビッド・ヌワバ選手とリンクさせた。アフリカ大陸などに多く生息し、絶滅危惧種のサイは、南アフリカ出身の河田チリジ選手が解説している。
「Bリーグサスティナブルパートナー」の日本生命保険相互会社とBリーグクラブによる取り組みの一環。数カ月前に三遠側から打診があり、園側は動物の特徴を、クラブ側は選手の強みを出し合い、パネルに落とし込んだ。担当者の大場駿一さんは「三遠のファンが動物を、園の来館者が選手を知るきっかけにしてほしい」と相乗効果に期待する。
コラボが一覧になった大パネルは、中央門前に設置されている。園は1月4日に豊橋市総合体育館で行われる「秋田ノーザンハピネッツ」戦でPRブースを出展する。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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