小学6年生以下のサッカー大会「第13回ブラックサンダーカップ兼第62回東三河U12サッカー大会」が23日に蒲郡市海陽多目的広場で開幕した。後援は有楽製菓。小学6年生にとって最後の公式戦。今年は東三河から29チームが出場した。
23~24日は1~2回戦。会場は美しい芝生が広がり、絶好のサッカー日和となった。
1~2回戦は、どのチームも完成度の高いサッカーを見せた。DFラインから丁寧にパスをつなぎ、ビルドアップで主導権を握りながらゴールへ迫るスタイルが多く見られたのが特徴だ。またセットプレーの場面では、得点を奪うためにトリックプレーを織り交ぜるチームもあり、6年生らしい工夫と戦術理解の深さが随所で光った。
トーナメント方式ということもあり、勝負へのこだわりも強く、PK戦までもつれ込む試合が相次いだ。勝利して歓喜に沸くチームがある一方、最後の大会で敗れ、涙を流す選手の姿も見られた。
激戦の結果ベスト8が出そろった。先日の全日本少年サッカー大会県予選でベスト8に入った「AS.ラランジャ豊川」や 「ジョイアFC」など、県内でも実力を示す強豪が順当に勝ち上がった。
上位4チームには「卒業記念大会 第18回MUFGカップ2025」への出場権が与えられる。注目の準々決勝は30日、豊川市で開かれる。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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