豊橋市東細谷町の医王寺で、サザンカが見頃を迎えた。6~21日は「サザンカ祭り」を開催し、土日曜はキッチンカーが来場する。
サザンカ寺として知られ、境内には300種、約4000本が植えられている。赤やピンク、白などの花々を咲かせる。中でも樹齢250年以上、高さ約8㍍のかやぶき屋根のような形の木は見応え十分。ここにしかない品種と認定され「医王寺のサザンカ」と名付けられている。
祭り期間中、日没後から午後8時半までライトアップする。また特別限定御朱印(志納金500円)を用意する。来年のえと「午(うま)」にちなみ、寺のキャラクターが馬に乗る姿を描いた。
檀家(だんか)総代の山本武雄さんは「これだけ多くのサザンカが一度に見られる場所は他にはない。大勢の人に美しい花々を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。山田正臣住職は「寺としてサザンカの本数で日本一だと自負している。日本一ということは世界一でもある。ギネス世界記録に挑戦したい」と話す。花は今月末頃まで楽しめるという。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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