【連載】エンジョイサッカー〈81〉 愛知県大会出場4チームが決まる ブラックサンダーカップU-12

2025/12/04 00:00(公開)
準々決勝は激戦が相次いだ=OKAKENアスリートフィールドで
準々決勝は激戦が相次いだ=OKAKENアスリートフィールドで

 小学6年生最後の公式戦「第13回ブラックサンダーカップ兼第62回東三河U12サッカー大会」の準々決勝が11月30日、豊川市の「OKAKENアスリートフィールド」で行われ、県大会に進むベスト4が決定した。

 

 準々決勝は、どのカードも互いの総力をぶつけ合う緊迫した展開で、延長戦やPK戦までもつれるなど、最後まで勝敗の読めない試合が続いた。「ASラランジャ豊川」「ジョイアFC」「FC.Gラッシュ豊橋」「FC豊川」の4チームが県大会出場を決めた。

 

 ◇ASラランジャ豊川

 ラランジャは「リコプエンテFC」と対戦。過去も激戦を繰り広げてきた両者の一戦は序盤から白熱。リコプエンテがワンチャンスをものにして先制に成功したが、ラランジャがカウンターから同点弾。PK戦かと思われた試合終了2分前に、ラランジャがサイド攻撃からこぼれ球をゴールへ突き刺し逆転。接戦を制した。

 

 ◇ジョイアFC

 「グランディール」と激突。ジョイアは持ち前の良い守備から素早い攻撃で優位に試合を進めると、幸先よく先制。続けて追加点を挙げた。後半はグランディールも攻め込み反撃を狙うも、ジョイアの堅い守備が光り2対0で快勝した。

 

 ◇FC.Gラッシュ豊橋

 Gラッシュは「ブレッツァ豊橋」と対決。序盤からボールをつなぎながら鋭いサイド攻撃でチャンスを得て先制に成功。その後は一気に勢いに乗ると、ゴールを量産した。後半に1点返されたものの5対1と突き放した。

 

 ◇FC豊川

 「リベラール豊橋」と対戦、大会屈指の劇的な展開となった。両チーム前線には強さや速さを備えたエースを配置。激しい攻防が繰り広げられる中、リベラールが先制に成功。それでもFC豊川が冷静に同点弾、そして試合終了直前に待望の逆転弾。そのまま終了かと思われたが、リベラールがミドルシュートを突き刺し延長に。両者譲らずPK戦までもつれ、FC豊川が4対3で勝利した。

 

 4チームには、「第18回MUFGカップ2025」「AIFA 第24回U12チャンピオンズカップ2025」の県大会出場権が与えられた。

 

 準決勝と決勝は13日に蒲郡市の海陽多目的広場で行われる。

リベラール対FC豊川はPK戦までもつれた
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丸山大成

2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。

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