豊川稲荷で3日、年末恒例の「すす払い」が行われた。本殿をはじめ法堂、客殿など境内各所の建物を清めて迎春準備を整えた。
僧侶や職員ら約100人が早朝から昼過ぎまで作業した。建物内の置物を外に出し、天井にたまったほこりをコンプレッサーなどで落とし、窓を拭いた。本殿前につるされた大ちょうちんのほこりは、長ザサを使って丁寧に払った。仏具や神具もきれいにした。
来年11月に72年ぶりの御開帳が予定されており、豊川稲荷が注目されている。僧侶や職員たちは「新年に向けて皆さんをお迎えできるよう準備を進めます。多くの人に参拝に来てほしい。来年11月には御開帳があるので、初詣だけでなく御開帳にも足を運んでほしい」などと呼び掛けた。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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