【蒲郡】ラグナシアが「IIA」優秀技術賞1位に|先進技術と日本最大級「花手水」

2025/12/05 00:00(公開)
賞状を持つラグーナテンボスの小寺康弘社長(中央)ら(提供)
賞状を持つラグーナテンボスの小寺康弘社長(中央)ら(提供)

 蒲郡市のテーマパーク「ラグナシア」はこのほど、「International Illumination Award(IIA)」のイルミネーションイベント部門で「優秀技術賞」の1位を受賞した。

 

 主催は一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」とイベント企画会社「ぴあ」。イルミネーション文化をグローバルな観光ブランドへと昇華し、新たな価値として発信することを目的にしている。

 

 IIAは最も優れた施設や企業を表彰する「年度最優秀賞」や、海外のイベントを対象とする「インターナショナル」など、計5部門で構成されている。

 

昨年のラグナシアのイルミネーション
昨年のラグナシアのイルミネーション

先進テクノロジーと斬新な企画を評価

 

 全国の夜景観光士が選出する。ラグナシアは、雲海とオーロラを表現したイルミネーションなどを展開。昨年は流れるプール「ウロボロスの河」の中州に、「深海と宇宙の神秘、美しさ」をテーマとする新体験型イルミネーション「Aqua Planet」を設置した。これは、光と色彩を駆使し、深海の静寂と宇宙の無限の広がりを表現した。

 

 また、波の出るプール「ジョイアマーレの浜辺」には、寺社の手水(ちょうず)舎に花を浮かべる「花手水(はなちょうず)」をイメージし、日本最大級となる6㍍の花手水イルミネーションも新登場させた。

 

 今回の受賞では、これらの斬新な取り組みと、イルミネーションに融合された先進的なテクノロジーが、高い技術力として評価された。

 

 テーマパークを運営するラグーナテンボスの関係者は「今回の受賞をきっかけに、ラグナシアを知ってもらえたらうれしい。今後もパワーアップしたイルミネーションを来場者に届けていきます」とコメントした。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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