バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマンが、「三遠ネオフェニックス」の新ホームアリーナ建設の是非を問う豊橋市の住民投票について言及した。
7月の住民投票に向け、島田チェアマンは「何ともジャッジできない状況から、一歩踏み出して住民投票という何らかの結論が出る方向に動き出したということは良かった」とコメント。今後の対応は「2028年のシーズンから(新アリーナの稼働を)を始めないといけない決まりで、どのクラブも努力をしてきたが、賛成多数となって工事が再開した場合は、理事会の判断で(三遠の)ライセンスが残り、Bプレミアに残れる可能性はある。否決となった場合は、難しいということで、降格するということになる」と明言した。さらに「(賛成多数になった場合でも)工事費が上昇基調に転じている中で動けなくなった場合も、おそらくライセンスは付与し続けることは難しいだろうなと思っています」とも話した。
三遠は2027年10月開業予定だった多目的屋内施設を新ホームアリーナとするとし、26年から始まる新リーグ「Bプレミア」の初年度から参戦するためのライセンスを昨年10月に交付された。だが、同11月の豊橋市長選で新アリーナ建設反対の長坂尚登新市長が当選。リーグは初年度の2026~27シーズンについては参入を認め、以降のシーズンは「見守るしかない」とする姿勢を見せていた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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