任期満了に伴う新城市長選(10月26日投開票)で再選した下江洋行市長(60)が13日、2期目をスタートした。午前9時半、課長級以上の職員らに「対話を重視する姿勢を堅持し、市民に身近な市長として市政運営に当たっていく」などと述べた。任期は2029年11月12日まで。
下江市長は就任式で2期目のマニフェストに、行財政改革▽安全安心な住環境▽社会基盤整備▽子育て教育環境▽産業振興―五つの目標を掲げたことを説明。「人口減少に耐えうる社会経済の変革を、丁寧に進めていく」と述べた。
続いてあった記者会見で、新東名高速道路新城インターチェンジ周辺で新たな工業団地が整備されるのに合わせ「製造や物流の業種から問い合わせがある。内陸で津波の心配がないことなど立地条件の良さをPRしたい」と述べた。また市民病院の再整備と、元県立新城東高校用地活用についても「しっかりと道筋をつけていきたい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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