豊川市一宮町の砥鹿神社で12日、「酉(とり)の市」が開かれた。神社として初開催で商売繁盛を願う人たちが訪れた。
東は酉の市、西はえびす祭が商売繁盛を願う祭事として知られる。豊川市は東西の真ん中だが、砥鹿神社ではこれまで、えびす祭を執り行ってきた。商売に携わる参拝客からの「酉の市を開いてほしい」との声を受けて開催を決めた。
境内にあるえびす社の前に、大小さまざまな熊手などの縁起物を販売するブースを設けた。参道には約10店の食べ物を扱う露店が出た。初回だったが、大勢が熊手を買い、えびす社で祈とうを受けた。
24日(二の酉)のほか、20日(えびす講大祭)、来年1月10日(初えびす祭)の午後1~9時にも開く。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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