プリント回路実装基板の製造を主体に事業展開を行う対松堂(林紫朗社長)を紹介します。
当社は1965(昭和40)年12月に設立され、電子事業部と化学品事業部の2事業部を展開している。電子事業部では、複合機(MFP)、車載機器、医療機器、計測機器、産業用ロボットなど多業界にわたりプリント回路実装基板の製造を手掛け、大手有力企業を中心に取引先を拡大している。2016年12月にグループ会社にした「RITAエレクトロニクス」との連携により、コンサルティングからパターン設計、プリント配線板製造・実装・製品組立まで、ワンストップサービスで提供できる体制を構築している。
化学品事業部では、三遠地域の得意先に対し、地域密着型の営業を展開し、工業薬品・試薬・接着剤・テープ・油類などを主力商品として販売している。
今後は、IoT(モノのインターネット)やAI技術の進展により製品の機能や性能がより高い水準で求められるほか、顧客ニーズの多様化が進む中、柔軟な製品開発やカスタマイズ対応が求められる。得意先のニーズを的確に把握し、ソリューション提供に取り組んでいく方針である。
会社名:(株)対松堂
所在地:豊川市新桜町通3の18
年商:81億5100万円
従業員:144人
調査員
帝国データバンク豊橋支店調査課
課長補佐 岩崎秀昭
購読残数: / 本
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