【マケイン×地元企業】ティーズ、特別番組を12月8日から放送 「豊橋を知るきっかけに」

2025/11/06 21:00(公開)
打ち合わせをする河根さん㊧と吉村さん=豊橋駅で
打ち合わせをする河根さん㊧と吉村さん=豊橋駅で

 「豊橋ケーブルネットワーク ティーズ」は特別番組「推し活 マケイン~地元企業のマケイン愛を調査~」を12月8日から5日間放送する。豊橋市が舞台の人気テレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」の第2期制作決定を記念したもので、ティーズ制作担当の河根ゆりさんは「企業の担当者が想像以上に前向きで、『何かやりたい』という声が多かった。みんなの協力があって初めて成立した番組。ファンの皆さんも、地元の人も見てほしい」と期待する。

 

 昨年7~8月に放送された第1期の後、多くのファンが豊橋に足を運び、ロケ地を巡る「聖地巡礼」も盛んに行われた。時間の経過とともにその熱が少しずつ落ち着き始めた頃、「この盛り上がりを一過性で終わらせてはいけない」と思うように。「作品を通して街が一つになり、地元企業が自分たちの思いを語る番組を」と企画が動き出した。

 

 番組では、作品にゆかりのある市内の企業11社が登場する。リポーターはフリーアナウンサーの浦野莉恵さんと、豊橋市住みます芸人「ブロードキャスト!!」の吉村憲二さん。企業の作品とのつながりや担当者の作品愛を調査する。

 

 取材は9月中旬に始まった。吉村さんが最初に訪れたのは豊橋鉄道。車窓に広がる町並みを眺めながら、担当者からお勧めのロケーションを聞いた。「ヤマサちくわ西駅店」では、吉村さんのおすすめ練り物を詰め合わせた「吉村セット」を企画するサプライズも。「八町もちや」では、原作者の雨森たきびさんが偶然訪れ、奥さんが驚きのあまり歓声を上げるという微笑ましいエピソードも収録された。

 

 河根さんは「企業の人々の言葉には、共通して『豊橋をもっと知ってほしい』という想いがあった。アニメの舞台を紹介するだけではなく、豊橋をより盛り上げようと活動する地元企業を知るきっかけになればうれしい」と語る。

 

 番組は午後6時から放送される。ティーズの公式YouTubeチャンネルでも視聴できる。

 

地元企業11社が登場

 

・豊橋商工会議所

・QUON CHOCOLATE DEMI-SEC

・ヤマサちくわ 西駅店

・道の駅とよはし

・ワルツ株式会社

・花職人 和び咲び

・豊橋市地下資源館

・精文館書店 豊橋本店

・ボンとらや本店

・豊橋鉄道株式会社

・八町もちや

八町もちやを訪れる浦野さん
八町もちやを訪れる浦野さん
市電を紹介する吉村さん
市電を紹介する吉村さん
QUONチョコレートを訪ねる浦野さん
QUONチョコレートを訪ねる浦野さん
ボンとらやのスタッフと掛け合いをする吉村さん
ボンとらやのスタッフと掛け合いをする吉村さん
ワルツ豊橋で話を聞く浦野さん
ワルツ豊橋で話を聞く浦野さん
ヤマサちくわ西駅店で「吉村セット」を提案した
ヤマサちくわ西駅店で「吉村セット」を提案した
ときわアーケード通りで浦野さん
ときわアーケード通りで浦野さん
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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