三遠、西地区首位・長崎に逆転負け 大野HC、若手の成長評価 「ファイトするように」

2025/11/13 22:02(公開)
9得点の根本選手=豊橋市総合体育館で
9得点の根本選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は12日、西地区首位の「長崎ヴェルカ」と豊橋市総合体育館で対戦。前半はリードしたが、後半から守備の強度を上げてきた長崎に苦しめられ、80対86で逆転負けした。今季7勝9敗で西地区8位。次節は15~16日。東地区9位の「越谷アルファーズ」と越谷市立総合体育館で対戦する。

 

 第1クオーター(Q)は、津屋一球選手のコーナーからの3点シュート(3P)で先制すると、その後も大浦颯太、吉井裕鷹、根本大の3選手らが高確率に3Pを決め、26対21でリード。第2Qは素早くボールを回し、津屋、吉井の両選手の3Pで一時11点差としたが、元NBAのスタンリー・ジョンソン選手に連続得点を許し、47対44の3点差で折り返した。

 

 第3Qは、長崎のマーク相手を次々と入れ替える「スイッチディフェンス」に苦戦。守備でも、中盤に内外から8連続得点を浴びるなど30失点。第4Qは、吉井選手やスティーブ・ザック選手らの献身的なプレーで強力なインサイド陣を抑え、終了間際には根本選手が3Pを沈めたが、追いつけなかった。

 

 大野篤史ヘッドコーチは第3Qについて「相手のスイッチディフェンスに対するソリューションをもう少し早く選手たちに渡してあげるべきだった」と反省した。9得点の根本、10得点の湧川ら若手選手の活躍については「大は良い時は良いが、悪くなると『どうしようどうしよう』となることがあるので、呼んだ時に『とりあえずプッシュしな』と声を掛けた。それを自分たちで気づけるようになると良い。若手選手もファイトするようになってきたことはいいことだ」と評価した。さらに「自分たちはマイナスからのスタートで、プラスマイナスゼロまで持って行ってからが勝負。相手よりも集中しているポゼッションを増やさなければならない。僕らは勝たないといけない」と気を引き締めた。

10得点の湧川選手
10得点の湧川選手
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