世界ラリー選手権(WRC)の日本ラウンド「ラリージャパン2025」は、6日に開幕する。9日まで。愛知と岐阜の両県が会場で、東三河では7日に設楽町と新城市をラリーカーが走行する。
公道レースで、タイムを計測するSS(スペシャルステージ)をリエゾン(移動区間)でつなぎ、積算タイムで順位を競う。世界を転戦し、ラリージャパンは今季14戦中13戦目。豊田市の「豊田スタジアム」をメイン会場に5市1町(愛知3市1町、岐阜2市)が会場となる。SSは20本で計305・34㌔、リエゾンを含めた総距離933・87㌔を走行する。計38台がエントリー。最高峰のラリー1部門には県内出身の勝田貴元選手の車など10台が出場する。
豊橋市の「ラリーチーム・アイセロ」はラリー2に出場する。今年で4回目。元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手をドライバーに迎えての出場は今回が最後となる。牧野太宣代表は「チームとして有終の美を飾りたい」と話した。
大会期間のうち7日は東三河の設楽町と新城市で各2本のSSがある。「稲武設楽SS」(17・08㌔)は駒ケ原分校に、「新城SS」(17・41㌔)は塩瀬地区と作手の東田原地区に観戦エリアを設ける。
なおラリージャパン2026は来年5月28~31日に愛知、岐阜の両県で開催を計画。新城市はSS会場の開催を見送るという。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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