新城市作手白鳥の私設の「ヨコタ博物館」で、「東南アジアとメキシコの土偶展」が開かれている。創設者横田正臣さん(1925~2002年)の生誕100年を記念したシンポジウムが6月15日にある。
豊川市文化広場(桜ケ丘ミュージアム)で開いていた「ヨコタ南方民族美術館」が前身。1988年3月27日に現在地に開館した。豊橋市内で民芸店やスーパーを経営していた横田さんが東南アジアを訪れ、私財を投じてタイやカンボジアなどの陶磁器や民族衣装、祭礼具など約4000点を収集した。2部屋で陶器や民族衣装を常設展示している。
収蔵品の中からテーマを決めて特別展示室で企画展を開催。現在はタイで出土した土偶とメキシコ西部の土人形など約200点を展示している。
横田さんの生誕100年イベントは、昨年来館した大妻女子大学比較文化学部の中村真里絵准教授が中心となって企画した。6月15日午後2~4時。中村准教授のほか、国立民族学博物館の石山俊さん、鹿児島大名誉教授の新田栄治さんが講演する。現館長で横田さんの息子、毅さん、作手での開館当初からスタッフを務める加藤公子さんとのトークショーもある。定員20人。参加料600円。事前申し込みが必要。
6月14日には「アジアフェスティバル」が開かれる。午前10時半~午後3時半。タイ音楽のライブのほかインド、ベトナム、タイの各国料理や雑貨の販売会がある。
申し込み、問い合わせはヨコタ博物館(0536・37・2613)へ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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