岡崎公園から長篠城跡まで鳥居強右衛門の活躍たたえランニングイベント

2025/05/06 00:00(公開)
青モミジの林道を走る参加者=岡崎市石原町で

 市民有志「新城強右衛門久楽部(すねえもんくらぶ)」によるランニングイベント「戦国街道ラン」が5日、岡崎市の岡崎公園から新城市の長篠城址(じょうし)まで約58㌔のコースで開かれた。

 

 1575年にあった長篠城の籠城戦での足軽鳥居強右衛門の行動にちなんだ。城が武田軍に包囲され、岡崎にいる家康に援軍を求めるため城を抜け出した。翌日に城へ戻ろうとした際に捕らえられた。その史実を再現するため1997年から続く。

 

 県内外から30~70代の男女28人が参加し、午前5時半にスタート。2~5㌔間隔で10カ所に休憩所を設けて思い思いのペースで走った。岡崎市石原町の「くらがり渓谷」から本宮山山頂駐車場までは林道区間で青モミジの中を、新城市内では設楽原の戦いに関連した馬防柵再現地など史跡も巡った。設楽原ボランティアガイドの会の柴田賢治郎さんと竹内雅史さんも岡崎公園と馬防柵の2カ所で、新城茶を振る舞った。

 

 有志のメンバーは先導したり、休憩所で水などを渡したりして支援した。午後2時に長篠城に到着すると、中嶌美明代表が下江洋行市長に終了を報告した。

 

 最年長の岡崎市の古井一郎さん(78)は24回連続で参加している。「素晴らしいイベント。450年前に亡くなった強右衛門の功績を考えながら走りました」と話した。

馬防柵再現地で参加者をもてなす柴田さん㊧=新城市大宮で
長篠城跡に到着後、勝どきを上げる参加者ら=新城市長篠で
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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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