「鈴木亜由子杯 穂の国・豊橋ハーフマラソン2025」が23日、市陸上競技場を発着点に開かれた。青空の下、全国から集まった4932人のが路面電車沿いや田園地帯などを駆け抜けた。アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の高城れにさんがゲストランナーを務め、2時間19分45秒で完走した。
大会は2010年にスタート。昨年から東京五輪女子マラソン日本代表の鈴木亜由子選手(33)の冠大会となった。今年は鈴木選手の所属する「JP郵政グループ」のスポーツ応援アンバサダーを「ももクロ」が務めていた縁で、高城さんがゲストランナー、佐々木彩夏さんが率いる「浪江女子発組合」が応援に駆け付けた。
午前10時にスタート。自己新記録を狙うランナーや、ちくわやももクロの仮装をした参加者らが走った。鈴木選手は長坂尚登市長とともに台上から「頑張って!」と手を振って声援を送り、戻ってきた一人ひとりをハイタッチで迎えた。イチゴやミニトマト、人気菓子「ブラックサンダー」などが振る舞われた。
鈴木選手は「市電やいちごなど、豊橋の魅力が存分に味わえる。楽しそうに走っていると伝わってくるし、年々盛り上がっているのではないでしょうか」と手応えを口にした。前日には初の試みとなる「小学生800㍍競走」を企画。ももクロの百田夏菜子さんとのトークショーも好評で「正直、きのうでやり切った気持ちが強い」と笑わせた。
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
週間ランキング
豊川のプリオにロピア初出店へ 豊橋ケイワークスが破産申請 メーカー不正認証も影響か 倒産直前に市と防災協定 【倒産】豊橋の「ケイワークス」はどんな企業?急成長の裏側に手作り家具と高性能バッテリー ももクロ・百田夏菜子さん、鈴木亜由子選手がトークショー 豊橋の「穂の国ハーフマラソン」を前に 【前編】「古見さんは、コミュ症です。」あす最終巻発売|担当編集者に見どころ聞く 三遠ネオフェニックス 新社長に岡村氏 水野前社長は退任 ももクロ高城れにさん完走、鈴木亜由子杯「穂の国・豊橋ハーフマラソン」 【豊橋新アリーナ】事業費を新年度補正で 予算特別委を通過 名鉄西蒲線が26年度以降も存続|蒲郡線に「みなし上下分離方式」導入で決まる 豊川の無電柱化事業の説明を求める市民有志 要望書を市長宛に提出日付で探す