新城市で梅の収穫作業が始まった。現在は小玉の「小梅」で、6月上旬からは主力の「玉英」「南高」の収穫が本格化する。
愛知東農協によると市内で栽培しているのは乗本、市川、名号、海老の各地区計29戸の約10㌶。「南高」「玉英」などの大梅が主力だ。柑橘(かんきつ)類の栽培農家が1990年代のオレンジ輸入自由化に伴い、梅栽培に切り替えて増えたという。
農協梅部会長で乗本地区の柿原久哲さん(66)は、30㌃の日当たりの良い南斜面で小梅、玉英など5品種約60本の木を育てる。22日には直径2・4㌢以下の小梅を手で収穫した。「種類によって生育に差がある。不作だった昨年に比べ収穫量は平年並みになりそう」と話した。
農協によると、月末までに大梅の収穫が本格化し、6月下旬まで続く。県内の酒造会社のほか、JA愛知東直売所へ出荷する。今季は生産量は8㌧を見込む。昨季は不作で4㌧だった。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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