サッカーボールを蹴ってカップに入れる「フットゴルフ」で、新城市の藤原義晃さん(29)が国内ツアーのランキング1位につけている。17~18日には地元のゴルフ場で初めてのツアー戦に出場した。
2020年にフットゴルフを始め、21年から日本フットゴルフ協会主催のツアー大会に参戦。ランキングは秋から翌年夏にかけての23‐24シーズンで、自身最高の7位だった。今季からシーズンは1~12月の期間に変わり、6戦中4回優勝するなど4位以上と好調を維持した。
新城市中宇利のパインフラットゴルフクラブで初開催となった17日の第7戦「第51回シールズオープン」では5アンダーの5位タイ、18日の「愛知オープン2025」では4アンダーの18位タイと成績が振るわなかった。
パインフラットGCでフットゴルフコースの設計を監修し、昨年7月に開業。今年1月には協会公認となった。しかし、愛知オープンでは12番ホールのパー5で2度OBを記録し、スコアを落とした。「本拠地で優勝したかった。力んでしまった」と振り返った。また「関東など他の地域から多くの選手が訪れて新城を知ってくれたのはうれしい」と語った。
初の年間ランキング1位だけでなく、来年に予定されるワールドカップ日本代表出場も目指す。「今後のツアーではショットを安定させていきたい」と話している。
購読残数: / 本
浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
週間ランキング
日付で探す