豊橋競輪場の北エリアをリニューアル 2029年供用開始目指す

2025/05/22 00:00(公開)
北側駐車場に面した新施設のイメージ

 豊橋市は、豊橋競輪場の北エリアをリニューアルすると発表した。早期、前売り発売所としての機能を持つ新施設を建て、来場者の利便性を向上する。今年度から基本設計に入り、2029年度の供用開始を目指す。

 

 整備計画のテーマは「来て、見て、体感するTOYOHASHI KEIRIN」。施設の老朽化やインターネット投票の普及が進み、入場者が減少していることを受けた。快適な環境の整備や地域の人の利用促進を基本方針に、今後予定しているメインスタンド周辺の大規模改修に備え、新施設だけでも車券購入や観覧ができるものにする。

 

 新施設は北側駐車場に面しており、人と車の動線を分離する。段差をなくして車椅子利用者向けの駐車場やトイレを整備するなどしている。エレベーターでメインスタンド方面にスムーズに移動できる。

 

 車券販売機や払い戻し機は分かりやすい位置に置いて混雑を緩和する。車券購入のみを目的とした人向けに、駐車場からアクセスしやすい位置に早期、前売り機能を持たせる。

 

 十分な大きさや数のモニターを備えた一般観覧スペースや有料ブース席、飲食店やキッチンカースペースを用意して快適性の向上に努めるほか、健康遊具や子ども用遊具、キッズコーナーや交流スペースを開放し、気軽に使用しやすくする。

 

 既存施設の解体工事は26年上半期から9カ月程度。新施設は27年下半期から28年度末までの18カ月程度を予定している。

場内側には交流スペースなども設ける
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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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