東三河が舞台の人気ライトノベル「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」。ブームの火付け役となった「推し旅」コラボの企画責任者、JR東海営業本部需要創出グループの2人にタイアップのきっかけや展望を聞いた。
【新連載】マケインの舞台裏-JR東海編
第3回目:大都市圏から「送客」、官民あげコラボ(9日)
第4回目:JR東海×マケイン×豊橋のこれから(10日公開)
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2023年12月にアニメ化が決定し、新たな局面に入った。第1弾は地元民への認知拡大が目的だったが、第2~3弾は全国から豊橋を訪れてもらい、街の魅力に気づいてもらうことを意識した企画に。第2弾の周遊スタンプラリー(24年3~4月)は「聖地巡礼」がテーマ。作中に出てきた6施設をスタンプラリーで周遊すると、作者オリジナルのショートストーリーが読める仕掛けをつくった。JR東海営業本部需要創出グループの福井一貴さん(40)は「市からは店や企業を紹介してもらった。市や企業の協力がなければできなかった」と話す。
第3弾の「負けヒロインのボイスが多すぎる!」(9~12月)は、聖地巡礼を主軸に置きながらも、作品を通じて鉄道に親しんでもらう企画を目指した。東海道新幹線の車内でストーリーをアニメキャラクターのオリジナルボイスで聞くことができ、達成者にはアニメの絵柄を使った特典をつけた。同グループの出川ゆかりさん(38)が取り出したのが登場人物のイラストの入った記念切符風のカード。「JR東海にしかできないことは何かと考えたどり着いた。色や透かし文字など実際の切符のようにデザインした」と懐かしんだ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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