東三河の中山間部でアユの友釣りシーズンを迎えた。新城市鳳来西部の寒狭川中部漁協は豊川(とよがわ)と支流の巴川で29日に解禁する。
寒狭川中部漁業は、牟呂松原頭首工など豊川下流部2カ所からアユ約800㌔を確保した。堰(せき)があり、遡上(そじょう)できないアユを移動させる「くみ上げ放流」をする。また組合員で堤防などに生えた雑草などを刈り取って環境を整えた。
26日には県水産試験場内水面漁業三河一宮指導所(豊川市)による強熱減量測定があった。水中の岩にアユの餌となるコケが付いているのかなど生息環境を4カ所で調査した。
河合良昭組合長は「昨年まで県外からアユを調達してきたが、今年初めて『くみ上げ放流』のみでシーズンを迎える。順調に育つと7月下旬から10月にかけて本格的に楽しめる」と話した。
場所は豊川本流部分は同市愛郷から布里堰堤(えんてい)までの10㌔と、支流の巴川沿岸20㌔。巴川の大和田地区はルアー専用。
東三河ではほとんどの場所でアユ友釣りが始まっている。豊根村の大入川(豊根村)は28日に解禁される。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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