チャンピオンシップ(CS)の決勝を懸けた琉球ゴールデンキングスとの対戦は、まれにみる大接戦で3戦までもつれ込みました。
初戦は序盤から互いに激しいディフェンスを仕掛け、相手の良さを消し合う戦いでした。フェニックスは激しいディフェンスから速攻につないで2点リードで第1クオーター(Q)を終了。第2Qは琉球がリバウンドから得点につなげてペースをつかみますが、フェニックスはメイテンのインサイドで接戦に持ち込みました。吉井の連続得点で逆転するも、琉球もリバウンドから得点して譲りません。インサイドの得点で追う琉球に、ヌワバと佐々木が気迫のアタックで得点、リードを保ちます。吉井とヌワバの連続3点シュート(3P)で突き放し87対85で先勝しました。
第2戦は互いに粘り強い守備から得点を許さないロースコアな展開。吉井、ヌワバの3Pに琉球はインサイドの要クーリーにボールを集め得点。15対14で第1Qを終えました。第2Qは得点の奪い合いでした。ミスで琉球の速攻を許しリードを二桁とされますが、前半終了間際にルーキー根本の3Pで8点差。後半も逃げ切りを図る琉球に津屋が2本の3Pで追い上げます。琉球のロー、脇のアタックで再び7点差とされるも、ヌワバの豪快なダンク、吉井と津屋の3Pで一気に逆転。ところが琉球が劇的なブザービーターを決め勝負は延長戦へ。再延長までもつれた勝負は琉球に軍配が挙がりました。
勝負の第3戦はメイテンのインサイド、根本の思い切りの良い3Pで主導権を握りますが、琉球の3P5本で11点差とされて第2Qへ。根本、大浦の3P、メイテンの豪快なダンクで1点差とし前半を終えました。後半は早々にメイテンのインサイドで追い付くと、ダジンスキーの3Pで8点差まで広げました。ところが琉球の追い上げで同点のまま最終Qへ。シーソーゲームは琉球が勝負どころでエースのローに3P2本を決められ69対77で敗れました。
今季はCS準決勝で終了。3戦とも最後まで勝敗が分からない試合でしたが一歩届きませんでした。諦めず戦った選手とともに、大声援で最後までともに戦ってくれたブースターの姿が印象的でした。長いシーズンで声援が試合ごとに大きくなり、CSは最高の雰囲気を作ってくれました。
初戦で足を痛め、第2戦は足を引きながら戦い抜きました。疲れもピークに達した第3戦は27得点9リバウンド、4アシストの活躍で意地を見せました。シーズンを通してインサイドで身体を張り続けたメイテンに最大限の賛辞を送ります。
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