第27回参院選が3日公示され、愛知選挙区(改選数4)には現職3人と新人11人が立候補した。20日に投開票される。
最大の争点は「物価高対策」。主に自民と公明の両党が「給付」を主張する。野党は「消費税の減税や廃止」を訴える。
与党は非改選議席と合わせて過半数の議席獲得を勝敗ラインに設定した。野党側がそれを阻止できるかが焦点で、与党がこの目標を下回ると衆参両院で少数与党となる。石破茂首相の責任論に発展する可能性があるほか、自公に加えた第三の党との新しい連立政権が誕生することもある。
野党側は衆院選で躍進し、都議選でも初の議席を獲得した国民民主党がその勢いを維持できるのかに注目が集まる。また同じく勢力拡大中の参政党がどこまで議席を伸ばせるのかもポイントだ。
今回の参院選は、昨年の都知事選での混乱から、選挙ポスターに品位を保つように義務付ける改正公職選挙法が適用される初めての国政選挙となる。
県選挙管理委員会の加藤茂委員長は有権者に向けて「任期6年の参院議員の半数を改選する極めて重要な選挙。各候補者、各政党などの政見、政策を十分に見極め、棄権することなく主権者として責任ある一票を投じられますことを切望します」との談話を発表した。
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1959年東京都生まれ。山田一晶編集長に声を掛けてもらい、2024年5月に入社した。それまでは別の新聞社に勤務し、名古屋、岐阜、東京などで記者をしていた。事件取材が長かったが、東京では食文化、社会保障といった分野の取材も経験。介護など生活に密着した記事の重要性を実感した。趣味は街歩きと山歩き。東海道五十三次を歩いている。目標は東京―京都間の完歩。テント泊の登山にも憧れているが、三河の低山巡りがメイン。ミステリー、歴史小説を愛読。名古屋支局で愛知県政を担当している。人口減少、地域活性化の課題などを取材しながら、東三河の魅力を発信していきたい。
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