田原市図書館は、館内利用カードのバーコード情報をスマートフォンで表示し、図書貸出やリクエストなどができるサービスを11日から始めた。パソコン版では貸出記録を残せるようになり、読書歴を振り返ることができる。
スマートフォンとパソコン版ともに初期登録したうえで、同図書館サイトの「利用者ページ」にログインすれば利用できる。画面上に利用カードのバーコードと利用者番号が示され、図書貸し出しなどの際に提示する。
読書記録サービスはパソコンでのログイン時のみ利用可。利用者ページの「読書記録を残す」を選んで設定すると、登録後の貸出資料の情報が一覧で記録される。
是住久美子館長は「読書歴を振り返るだけでなく、調査研究で以前に借りた資料名を思い出せない時に役立つ」と利用法の一つを挙げた。
スマホカードサービスは豊橋市図書館がすでに始めている。両市の図書館カードを持つ利用者も多く、田原市でも導入を求める声が多かった。館内システムの更新を機に追加した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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