豊橋信金 豊橋・湖西の小中学生に起業家教育

2024/11/08 06:00(公開)
グループでまとめた事業構想を発表する参加者=ムサシ・イノベーションラボ・クルー

 豊橋信用金庫はこのほど、豊橋市の「ムサシイノベーション・ラボ・クルー」で早期起業家教育プログラム「TOYOHASHI STARTUP SCHOOL2024」を開いた。市内と静岡県湖西市の小中学生らが企画や市場調査、資金調達や仕入れから販売促進や財務など企業経営に必要な要素を学んだ。

 起業家精神を持った人材教育の一環で昨年に続き2度目の開催。初日の小学生4年生以上、2日目の中学生約50人が受講した。

 豊橋信金事業支援部の佐藤雄太課長が小学生の、牧野明次長が中学生の講師となった。今回は「寒さを乗り切るグッズ」をテーマに、グループに分かれてアイデアを事業計画書としてまとめて支店長に提案した。事業計画と実績の差を分析して次につなげる重要性も学んだ。

 参加者は「学校では学べない内容だった。市場調査を生かし、グループで意見をまとめる大切さを学んだ。会社づくりを体験し、社会の仕組みがよくわかった」と述べた。 

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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