タレントや歌手、華道家、エフエム豊橋パーソナリティーとしても活躍する湖西市ふるさと大使で俳優の當間ローズさんが7日、豊橋市立くすのき特別支援学校に大型絵本を寄贈。市役所で贈呈式が開かれた。
5歳の時にブラジルから来日し、静岡県湖西市で暮らした。現在は東京を拠点に芸能活動するとともに、国際交流やフラワーロスを使ったボランティア、多様性の大切さを伝えるための講演活動などにも励む。くすのき特別支援学校へは、自身が力を入れる「薔薇色の人生プロジェクト」の一環でフラワーロスの花を生徒に贈るなど交流しており、大型絵本の寄贈は一昨年に続いて2回目。
今回は学校が選書した「のりたいな」(みやまつともみ作)「もりのおふろ」(西村敏雄作)「はっぱのおうち」(征矢清作、林明子絵)の3冊を寄贈。イベントなどで販売したロスフラワーの売り上げを「子どもたちに還元しよう」と購入資金に充てた。
贈呈式では當間さんが「子どもたちがより輝ける世界のために微力ながら続けていきたい」と、長坂尚登市長に本とバラの花を手渡し、市からは感謝状が贈られた。「一昨年は1冊だったが、冊数を増やして寄贈できた。もっと大きな輪になるよう続けたい」と當間さん。これらの本を学校で読み聞かせしたいと希望している。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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