第27回参院選と豊橋市の「多目的屋内施設と豊橋公園東側エリア整備・運営事業」の継続を問う住民投票(いずれも20日投開票)は4日、市役所本庁舎で期日前投票が始まった。12日以降は市内4カ所の生涯学習センターにも開設。また大型店など集客施設で15~18日の4日間、順次投票所を設ける。
市役所では地下1階で期日前投票を受け付けている。12日から二川、牟呂、石巻の各生涯学習センターと大清水地域福祉センターでも期日前投票が始まる。いずれも19日までの午前8時半~午後8時。
市まちなか図書館2階(15~16日午後1~7時)▽道の駅とよはし「Tomate(とまって)プロジェクト室1」(17日正午から午後6時)▽イオン豊橋南店2階(18日午後1~7時)―にも臨時投票所を設ける。
20日の投票は市内65カ所で午前7時~午後8時。市選挙管理委員会によると、2日現在の選挙人名簿登録者数は29万3473人(男14万6355人、女14万7118人)。前回参院選の市内投票率は49・40%(県内52・18%)だった。
開票は市総合体育館で午後9時20分から。参院選挙区と比例代表、住民投票の順で開票する。選挙区は午後10時10分から30分間隔、比例と住民投票は結了のみ発表する。
豊橋青年会議所は今回の参院選に合わせ、選挙割協会が運営する「センキョ割り」の実施店舗を募っている。ポータルサイトの登録店へ来店時、投票済証を示すと割引などのサービスが受けられる。4日現在、サイト登録店は市内6店舗。豊橋JC担当者は「参院選と住民投票が同日のため、市民の関心を高めたい」と投票率アップに意気込む。
参院選と同日の日程で豊橋市の「多目的屋内施設及び豊橋公園東側エリア整備・運営事業」の継続の賛否を問う住民投票」が告示された。投開票は20日。
住民投票条例によると、19日までは、インターネットなどを利用する方法を除き、投票運動はできない。2日まで賛成派、反対派が続けてきた説明会やビラ配りなどは禁止される。また、政党や市民団体、企業などによる運動、市外の人による一切の運動が禁止されている。
ただ市選挙管理委員会によると、市条例の効力が及ぶのは市内のみ。市外の人や企業がインターネットで投票運動をしても取り締まりはできない。担当者は「性善説に立っている。インターネット投稿で投票結果がゆがめられるようなことは望ましくない。正々堂々と決してほしい」と話した。一方で、参院選の候補者らによる選挙運動などで住民投票に関する投票運動にわたることを妨げない。豊橋市に来る候補者から「アリーナ」問題への言及は許される。
20日の投票日は一切の運動ができない。
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