【連載】サッカーにできること〈2〉生涯スポーツの街 豊川

2025/07/22 09:00(公開)
地元企業の冠協賛で、大会も盛り上がりを見せている

 約17万人が住む豊川市のサッカー協会、白井義之理事長(52)に話を聞きました。

 

 ―豊川市サッカー協会について教えてください。

 ◆協会の会員は今年は2834人で、年々増加傾向にあり、ありがたい限りです。サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の健やかな暮らしと地域社会の発展に貢献することを目的としています。青少年の健全育成、社会体育の推進、リーグ戦および各種大会の企画・実施などをしています。  

 

 ―「地域企業と連携して」となってますがどういったことをしていますか?

 ◆豊川では加盟団体が社会人、シニア、高校生、中学生、小学生以下、女子とありますが、各種大会のほとんどが地元企業の冠の付いた大会になっています。今年度から中学生の大会に「アイシンシロキ株式会社」さまがスポンサーになっていただき、先日の大会は非常に盛り上がりました。また「JAひまわりカップ」という小学生の大会があり、上位チームの賞品として米俵を出していただき、世代を超えて大会が知られていることに感謝をしています。

 

 ―今後の展望を教えてください。

 ◆登録者の増加はもちろんですが、選手以外の家族がグラウンドで楽しんでもらいたいです。豊川市は「生涯スポーツの街 豊川」を掲げています。昨年からオーバー50(50歳以上)という枠もでき4チームですがリーグ戦も始まりました。逆に、年々チーム数が減少している社会人をどうにか増加できるようにしないといけません。年代的には、30代が多く家族に時間を…とは思いますが、試合後に家族でウオーキングサッカーなど、家族で楽しめるイベントを考えて、サッカーファミリーを増やしていきたいですね。

小学生の大会では地元から米俵が贈られる
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