「第43回蒲郡まつり」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)のフィナーレを飾る納涼花火大会が27日夜、蒲郡市の竹島ふ頭一帯を会場に開かれた。迫力ある花火約5000発を見ようと、多くの人が訪れた。2日間にわたるまつりが閉幕した。
今年のテーマは「彩(いろどり)」。夜空を彩る蒲郡らしい花火大会を見て、素晴らしい夏の思い出にしてもらう。また「観光のまち」を市内外にPRする。
午後7時半、10号玉一斉打ちで開幕した大会は大玉の連打ちをはじめ、市民や蒲郡を愛する人が資金を出し合った「みんなのワイドスターマイン」、市立蒲郡東部小学校の児童が考えたスターマインなど19基が披露された。
同7時50分~同8時半に、大会名物の正三尺玉が3発打ち上げられた。上空600㍍に、直径約650㍍の大輪の花を咲かせると、観覧エリアの竹島ふ頭周辺では大勢の見物客が迫力に圧倒され、歓声が上がった。
豊田市から来た佐藤久さん(45)は「毎年来るのは大変だが、その甲斐はある大会。今年も大迫力の花火で暑さを吹き飛ばしてほしい」と笑顔で話した。
また、花火大会前には市民会館周辺で市民パフォーマンスイベントや浴衣コンテストなどがあった。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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