豊橋市のアリーナ事業を巡る住民投票で賛成が上回ったことについて、新城市の下江洋行市長は25日の定例会見で「本来の方向性に戻った。豊橋のスポーツ振興とにぎわい創出が、東三河全体へ波及してほしい」と期待を示した。
豊橋市の長坂尚登市長が昨年11月に契約解除申し入れの手続きに入った段階では「東三河8市町村で県に建設支援を呼び掛ける要望をした。残念だ」と述べていた。
一方、20日投開票の参院選について「自公が過半数割れとなった。与党は今後、どの党と連立を組むのかに注目しなければならない。地方の要望をどう受け止めてくれるのかも心配だ」と感想を述べた。選挙戦では「物価高や外国人対策が争点とされたが、教育に焦点を当てた候補者や政党がなかったのは残念」と述べた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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