ヤクルトの小川GMがモイセエフ訪問 豊川高校へ指名あいさつ

2024/10/25 21:59(公開)
モイセエフと小川GM㊨=豊川高校で

 プロ野球、ヤクルトの小川淳司GMが25日、豊川高校を訪れ、前日のドラフト会議で2位指名した3年のモイセエフ・ニキータらに指名のあいさつをした。モイセエフのほかに、長谷川裕記監督、父のセルゲイさんらが同席し、20分程度懇談した。

 

 終わった後、会見場で小川GMがプロ野球ドラフト会議のパスカードを渡した。そこにはヤクルトの髙津臣吾監督の直筆で「神宮で待ってます!」と書かれていた。粋な計らいに、モイセエフは「期待の高さを感じる。1軍の試合に早く出られるように成長を続けたい。将来は村上宗隆選手のような打者になりたい」と意気込んだ。

髙津監督の直筆メッセージを見せるモイセエフ

 小川GMは「緊張した様子だったが、好青年だった」と好印象を持った様子。「これからは、1年間戦い抜く体力をつけるように」と伝えたという。3月のセンバツでの本塁打が指名の決め手になったといい、「長打力があり中軸を打てる選手。十分スター選手になれる」と期待を込めた。

懇談する小川GMとモイセエフ親子
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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