県内の54市町村の代表選手が競う「第17回県市町村対抗駅伝競走大会」(12月7日、長久手市)を前に、豊川市チームの激励会が3日、市役所で開かれた。石場治ヘッドコーチ(HC)は5年ぶりの王者奪還の鍵として、6区の下山田絢香さん(TTランナーズ)を挙げた。
コースは愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内の計30・2㌔。小学生、中学生、ジュニア、一般の各男女と、男女不問の40歳以上の計9人でたすきをつなぐ。石場HCは「前半は優勝候補の岡崎、豊川を追いかける展開になる。後半の下山田らの頑張りに懸かっている」と話す。
椙山女学園大学2年で、19年の駅伝に初出場。7区で区間4位の好走を見せ、1位でたすきをつないだ。「すごく楽しい思い出」と語る。実力を買われて関西の実業団に入るが、2度の疲労骨折に悩まされた。「3年目は痛みはなかったが、つまづいたり、コーナーが曲がれなかったりした。周りの期待についていけなかった」と明かす。
7月に実業団を退団。「もう一回豊橋で走りたい」と、リハビリを続けながら豊橋市の陸上クラブ「TTランナーズ」で練習する道を選んだ。平日の夜や休日はチームの仲間と汗を流す。「チームの皆だけでなく、リハビリの先生やジム、仲井雅弘監督らの支えがあったから続けられた。一生懸命走る姿を見せて勇気を与えたい」と意気込む。
◇
正選手は次の皆さん。(敬称略)
1区=鈴木沙那(南陽中2)2区=鈴木太智(中京大中高京1)3区=三浦雷世(中野小6)4区=河合琢留(二川中3)5区=原夏乃花(岩田小6)7区=柳田麻央美(豊橋南高1)8区=野崎真(トヨタ)9区=河合拓巳(トーエネック)
購読残数: / 本
週間ランキング
夜の「豊橋歩行者天国」初開催 市が6月21日に開催 新アリーナ・豊橋公園整備を応援する会設立 事業費を募るクラファンも 6年連続で豊橋公園「納涼まつり」(夜店)中止、代替場所の準備間に合わず 【寄稿】豊橋の住民投票 議論の輪を広げよう(エフアールカンパニー・髙津由久) 新城市民らが東京の猫を保護、市長宛に礼状が届く 新城市と東栄町で かき氷巡りはいかが フェニックス岡村社長「メッセージ出す時」 豊橋公園再整備と住民投票について発言 まちの未来を占う重要な選択 豊川高出身の西川我咲選手、難波暉選手らが世界大会出場、母校で壮行会 7月5日に蒲郡市でコスプレイベント「蒲コス」初開催|竹島水族館や作業船内などが会場 【三遠ネオフェニックス】豊橋でサンクスパーティー 来季こそBリーグ制覇日付で探す