豊橋市の「多目的屋内施設(新アリーナ)と豊橋公園東側エリア整備・運営事業」の継続賛否を問う住民投票が実施されるのに伴い、長坂尚登市長は4日、市のオンライン動画チャンネルで住民投票と事業に関する説明会の動画を配信した。
オンライン説明会は午後7時から、市のユーチューブ「ええじゃないか豊橋チャンネル」で生配信した。アーカイブ動画は20日まで視聴可能。中継時は160人前後が市長していた。
54分の動画で長坂市長は、今月2日から全戸配布した2種類の「広報とよはし」号外版を資料として読み上げた。質疑応答はなく、コメント欄も設けていない。
前半は参院選と住民投票の投開票について仕組みなどを説明した。途中休憩をはさみ、新アリーナと公園東側再整備の関連事業を説明した。生配信では機材トラブルで序盤に説明が数分間滞ったほかは、目立った事故もなく終えた。
市民には「子ども世代や孫世代、これからの豊橋や日本のことを考えて投票所に足を運んでほしい」と呼び掛けた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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