バイウィークが明けて中盤戦の始まりです。6~7日の「島根スサノオマジック」と対戦。初戦は泥臭くリバウンドを取り切り、速攻や3点シュート(3P)につなげられました。さらに高みを目指すにはディフェンス力の向上が鍵です。
この日はキャプテン佐々木選手が復帰。故障離脱から7カ月ぶりの試合でもドライブや3P、アシストと驚異的な活躍でチームに勢いを与えました。島根は果敢にペイントエリアでアタックを仕掛けて対抗。フェニックスは中盤に速い展開からのアタックと3Pでリードを奪いますが、島根も3本の3Pで一進一退の攻防が続きます。互いに長所が出た好ゲームでしたが、最後に逆転され1点差の惜敗でした。
ホームでの連敗は避けたいフェニックスは第2戦で、鬼気迫るアグレッシブな守備から得意の速攻から3Pへとつなげて勝利をつかみました。序盤はシュート成功率が上がりませんでしたが、全員でリバウンドを拾って得点につなげます。要所で激しいディフェンスからの速攻、3Pも高確率で決まりました。第3クオーター(Q)を終えて26点差の大量リードを奪いました。一方、最終Qで島根の猛追に遭い、4点差まで詰め寄られました。最後まで粘り強く戦い抜いて99対92で勝利を収めました。
欠場明けの難しい状況でしたが、初戦はチーム最多の17得点、第2戦はBリーグでのキャリアハイとなる29得点で流れを変える活躍でした。特に第2戦は7本の3Pと7リバウンド、3スティールで圧巻の活躍。故障者は多い中、デイズ選手の活躍はチームに不可欠です。今後のさらなる活躍に期待してください。
次節は10日夜、豊橋市総合体育館で「滋賀レイクス」と、続く13~14日はブレックスアリーナ宇都宮で「宇都宮ブレックス」との対戦です。
滋賀は昨季リーグ準優勝の「琉球ゴールデンキングス」、優勝の宇都宮を倒して台風の目となっています。台湾代表で活躍するユウ選手は今季のアシストランキングでリーグトップ。司令塔として個性豊かな外国籍選手を生かしています。滋賀が持つ「個」の力に、チーム力で打開することが求められます。
週末はアウェーで昨季王者の宇都宮戦。今季も安定した試合運びで東地区首位を走ります。ハーフコートでの戦いではなく速い展開でコートを広く使ことが勝利への鍵を握ります。激しいディフェンスから速い展開でフェニックスの流れに持ち込みたいところです。
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