「100%出す準備」佐々木選手のブランク感じさせぬ活躍 三遠、島根にあと一歩及ばず

2025/12/06 21:40(公開)
復帰戦となった佐々木選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は6日、「島根スサノオマジック」と豊橋市総合体育館で対戦し、92対93で競り負けた。主将の佐々木隆成選手が昨年5月の「チャンピオンシップ(CS)」準決勝以来約7カ月ぶりに復帰し、7得点7アシストと存在感を見せた。4連敗で今季7勝12敗となった。

 

 約2週間のバイウィーク(中断)明けの初戦、欠場が続いていたダリアス・デイズ、浅井英矢、デイビッド・ヌワバの3選手が戦列復帰した。

 

 1クォーター(Q)は、佐々木選手がチーム初得点となるレイアップ、佐々木、津屋一球の両選手の連続3点シュート(3P)で得点を重ねるが、島根の元チームメート、コティ・クラーク選手らの反撃を受け、23対25。第2Qはデイズ選手が2本の3Pを含む6得点の活躍で52対46の6点リードで折り返した。

 

 第3Qは、ヌワバ選手が7得点の活躍。終盤にはブザービーターとなる根本大選手のシュートで72対68としたが、第4Qは相手のインサイド攻撃を防ぎきれず、逆転負けを喫した。

 

 大野篤史ヘッドコーチはインサイドの守備を課題に挙げ「アリウープを複数回決められていた。同じプレーを何度もやられては駄目だ」と反省を促した。佐々木選手に関しては「15分の制限のなかでも、彼の影響力は大きかった。しっかりと自分たちのバスケのトーンをセットしてくれた」と評価した。

 

 佐々木選手は「まずは様子見しながらと思ったが、試合になるとやり過ぎてしまう。もっと抑えればよかったという気持ちもあったが、コートで100%を出す準備はいつでもできている」と話した。離脱期間については「外から見て勉強になったというか、自分が成長するために何が必要なのかと考える時間になった」と話した。

3本の3点シュートを決めた津屋選手
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

最新記事

日付で探す

光生会 虹の森 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 藤城建設 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国