バスケットボールBリーグは約2週間のバイウィーク(中断)を経て、6日から中盤戦が始まる。昨季中地区優勝の「三遠ネオフェニックス」は欠場選手が相次ぎ、今季は7勝11敗で西地区10位と低迷している。バイウィーク後初戦は豊橋市総合体育館で「島根スサノオマジック」との2連戦。元チームメートのコティ・クラーク選手も在籍する攻撃力のあるチームに連勝し、上昇のきっかけにしたい。
今季の三遠は、佐々木隆成、ヤンテ・メイテン、ダリアス・デイズら主力選手を欠き、苦しい戦いが続いている。攻守の切り替えの「トランジションバスケ」が最大の武器で昨季の平均得点が90得点超えとリーグ最多だったが、今季はペースが上がらず、80点台にとどまっている。
11月15~16日の「越谷アルファーズ」戦では大浦颯太、吉井裕鷹の両選手がの2桁得点での活躍が目立ったが、いずれも逆転負けを喫した。
注目は、アジアカップ予選で日本代表にも選ばれた吉井選手。越谷との2連戦では15得点以上を記録した。外国籍選手に引けを取らない守備も光り、チームになくてはならない存在だ。デイズ選手も復帰する。島根は昨季西地区2位でCS(チャンピオンシップ)に出場し、今季は得点力を武器に上位争いを演じている。外国籍選手のインサイドでの得点力に警戒したい。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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