【三遠】ホーム豊橋で連敗ストップ 病気療養中の清水TACに大野HC「健康は届けられないが、元気を届けることはできる」

2025/12/07 20:01(公開)
自己最多の29得点のデイズ選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は7日、「島根スサノオマジック」と豊橋市総合体育館で対戦し、99対92で勝利した。連敗を4で止め、今季8勝12敗とした。

 

 第1クオーター(Q)は三遠が大浦颯太選手の3点シュート(3P)で勢いに乗ると、中盤から河田チリジ選手、デイビッド・ヌワバ選手、新加入のキャメロン・ジャクソン選手らがインサイドで強さを見せ、25対22。第2Q、第3Qは三遠が主導権を握った。デイズ選手は3Pを7本中7本決めたほか、浅井英矢、児玉ジュニアの両選手も3Pを次々と沈めた。守備でも強度の高さで相手のミスを誘い、87対61の26点差で終えた。しかし第4Qは形勢逆転し、島根にペースを握られた。岡田侑大選手に内外から得点を許し、一時4点差に詰め寄られるが、何とか逃げ切った。

 

 最終Qに31失点したことについて大野篤史ヘッドコーチは「25点差で負けたことがあるので、気づかないといけない。我慢してボールを回していた時に、簡単にシュートを打ってしまうからクロスゲームになる」と手厳しかった。

 

 さらに「支えてくれる人たちのために勝利を届けるのが大前提なのに、できなくなる可能性を自分たちがつくっている。(病気療養中の)清水太志郎トップアシスタントコーチ(TAC)のこともある。健康は自分たちには届けられないが、元気を届けることができる。やるべきことをやり続けることが彼らには足りない」と力を込めた。

 

 一方、若手選手については「今週末は良かったと思う。得意な部分をコートで発揮しようという姿勢が見えた」と評価した。

 

 次戦は10日午後7時から。ホーム豊橋で「滋賀レイクス」と対戦する。

存在感を見せた児玉選手
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 光生会 さわらび会 虹の森 藤城建設
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国