「第18回県市町村対抗駅伝競走大会」(6日、愛・地球博記念公園)に出場する豊橋市の代表選手が2日、市役所に長坂尚登市長らを訪ね、6年ぶりの王者奪還を誓った。
鈴木政男監督、石場治ヘッドコーチ(HC)をはじめ、選手11人が出席。大会への意気込みを語った。
1区の羽田野晴加さん(羽田中学校2年)は「5位以内でたすきをつなぎたい」と話した。強敵は多いが「必死についていきたい」と語った。
40代以上の部の8区は河野宏樹さん(吉田方中学校教諭)が選ばれた。2019年以来6年ぶりの出場。数年前にアンカーの山本修平さん(トヨタ自動車)が陸上教室で同校を訪れた際、「河野さんが40代になったら一緒に走って優勝しよう」と約束した。「ランナーとして陸上を続ける心の支えになった」と話し、「100%を出し切らないと勝てない。修平さんに絶対にトップでつなぐ」と意気込んだ。
石場HCは、先月に開かれた田原市内でのレース選考会で「強風が吹いていたなか、小中学生の合計タイムが昨年よりも1秒速い。3連覇中の岡崎と互角かそれ以上」と自信を見せた。「一般男女でも岡崎、豊田と競り合う展開になる。逃げる岡崎に迫れるかがポイント」と話した。
長坂市長は「こんなにも熱い激励会は初めて。ぜひ体調には気をつけて走り切ってほしい」と激励した。終了後、コーチ、選手らが円陣を組み「行け!行け!豊橋」と気合を入れた。
羽田野さん、河野さん、山本さん以外の出場選手は次の通り。
中学生女子=舟田佳叶(高師台中2)▽ジュニア男子=吉村竜友健(豊川高2)中川拓海(同)▽小学生男子=成宮浄念(高師小5)渡辺昊樹(下地小6)▽中学生男子=久曽神斗真(吉田方中3)牧野壮良(青陵中3)▽小学生女子=渡辺凜(下地小6)▽柴田笑心夏(多米5)▽一般女子=下山田絢香(TTランナーズ)髙山琴海(同)▽ジュニア女子=柳田麻央美(豊橋南高2)朝倉梨心(豊橋商業高2)▽40歳以上=河合克仁(アクティビスタ)▽一般男子=杉浦圭亮(愛知大学3)
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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