小学6年生以下のサッカー大会「2025フジパンCUPユース U12サッカー大会 U12東三河地区大会」の準決勝と決勝が15日、蒲郡市の海陽多目的広場で行われた。「AS.ラランジャ豊川U12A」が優勝した。
この日は、先週の順位決定トーナメントを勝ち進んだ、ラランジャ、「FC.Gラッシュ豊橋」「ジョイアFC」「FC豊川」の4チームが対戦した。
前日からの大雨の影響で、グラウンドには水たまりがあり、芝生が水を多く含んでいる状態。ボールが止まる、走っていて滑るなど、いつもと違うピッチコンディションだったが、選手たちは県大会出場権と東三河チャンピオンを目指して、懸命に走り回った。
激闘の準決勝を制し、決勝に進出したのはラランジャとFC豊川。試合は、両者ともグラウンド状況を理解して戦術を変更。いつものパスサッカーではなく、ロングボールを多用しシンプルに前線へボール運ぶゲームを展開した。特にボールが止まりやすく、ピンチのリスクが高いことから、バックパス(後ろに下げるパス)はできる限り減らし、常に前を狙うよう意識していた。
両チームとも前線にボールを収められるキープの上手な選手がおり、エースにボールを預け、そこに選手が素早くサポートし、速攻での得点を狙った。
序盤はラランジャが相手ゴール前付近まで侵入する機会が多かったが、FC豊川の粘り強い守備や、ゴールキーパーのセーブで得点を奪えず。徐々にFC豊川も相手陣地へ攻め込むことが増えてきた前半中盤に試合が動く。相手ゴール前でチャンスを迎えたラランジャが、混戦の中から見事ゴールを決め1対0。後半は同点を狙うFC豊川が、選手交代しながらシュートシーンを何度か作ったが、ラランジャの守備を崩せなかった。後半終了間際にもカウンターからラランジャが追加点を挙げ、2対0で勝利した。
3位決定戦は、GラッシュがPK戦の末、ジョイアFCに勝利した。
大会の上位2チームは、9月に開幕する県大会に出場する。
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