【三遠】大野HC「ハードにプレーしたことに尽きる」 第4Qで流れ掴み滋賀を撃破

2025/12/11 20:06(公開)
5本の3点シュートを決める津屋選手=豊橋市総合体育館で
5本の3点シュートを決める津屋選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は10日夜、「滋賀レイクス」と豊橋市総合体育館で対戦。終盤に根本大、津屋一球の両選手が3点シュート(3P)を立て続けに決め、93対83で2連勝した。今季9勝12敗で西地区9位に浮上した。

 

 昨節で復帰した佐々木隆成選手が右ハムストリング肉離れで再び離脱。吉井裕鷹、ヤンテ・メイテンの主力2選手も欠場が続いている。第1クオーター(Q)は大浦颯太選手を起点に、デイビッド・ヌワバ選手らが得点を重ねたが、ファウルトラブルなどから滋賀に突き放され21対28。第2Qはダリアス・デイズ、津屋一球、大浦颯太の3選手が3Pを決めて逆転。48対41で折り返した。

 

 しかし第3Qは守備のミスから、外国籍選手らに内外から得点を許し再逆転される。

 

 第4Qは津屋、根本の両選手が大活躍した。ハードな守備からフリースローを挟んで4連続3Pで再び逆転。相手のファウルに乗じて得点を重ね、終盤には根本選手が2本の3Pを沈めて、突き放した。

 

 大野篤史ヘッドコーチは「ハードにプレーしたことに尽きる。自分たちがやらなければいけないことをしっかり遂行できた。不必要なヘルプに行きスリーポイントを決められたなど、自分たちのコンセプトに沿っていない場面もあったが、第4Qのようにアグレッシブにプレーすることがベースであり、それが勝利につながったと思う」と分析した。5本の3Pを決めた津屋選手は第4Qについて「颯太のアシスト、スクリーンをかける選手らみんなで決めたシュートだった」と振り返った。

 

 次節は13~14日。東地区王者の「宇都宮ブレックス」と敵地で対戦する。

 

起点となった大浦選手
起点となった大浦選手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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