中日ドラゴンズの柳裕也投手(30)による野球教室が20日夜、湖西市の室内トレーニング施設「森ドーム」で開かれた。市内外から約70人の小中学生が参加し、投げ方のこつやプロの心構えを学んだ。
野球の楽しさをより感じてもらおうと施設が開いた。児童らは15㍍ほどの位置から捕手のミットに2~3球ずつ精一杯投げ込んだ。柳投手はフォームを観察し、一人ひとりに「体重を捕手の方向へ倒して」などと助言した。柳投手と子どもたちとの夢の対決もあった。変化球を交えた投球に、湖西中2年の松本聖陽さんは「カーブがすごい落差で当たらなかった」と驚いた表情をみせた。
柳投手への質問タイムでは、子どもの頃の練習について「体調不良以外はひたすら壁当てをしていた」と振り返った。「皆がプロに入る頃までプロを続けられるように頑張ります。ご飯一杯食べて大きくなって」と締めた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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