初戦は序盤のターンオーバー(ミス)で7点リードを許します。重い展開で津屋の3点シュート(3P)が反撃ののろしとなり、激しいディフェンスから流れをつかみリードを奪い返します。第2クオーター(Q)も高確率で3Pを決め切り点差を広げます。渋谷も外国籍選手の得点で追いすがりますが、佐々木の連続得点でリードを広げたフェニックスが18点リードで前半終了。後半は渋谷の連続得点で一時は詰められましたが、メイテンがいるインサイドへボールを集め主導権を渡しません。最後までディフェンス強度を緩めず82対67で快勝しました。
第2戦も渋谷の連続得点で始まりました。フェニックスは佐々木やヌワバの得点で接戦へと持ち込みました。さらに湧川の活躍でリードを広げましたが、渋谷もインサイドの得点などで一進一退の攻防。粘り強いディフェンスから速攻を決めるなどフェニックスが12点リードで前半終了。後半も互いに得点を重ねて拮抗しますが、フェニックスが早い展開に持ち込みリードを保ちました。最終Qでは点差を詰められる場面もありましたが、40分間粘り強く戦い続けて連勝を収めました。
「堅守」が持ち味の渋谷と難しい戦いを強いられましたが、自分たちのペースに持ち込んで連勝を12としました。こぼれたシュートを拾うリバウンドを全員で取り切ったのが連勝の要因だと思います。湧川、兪ら若手の成長も姿を見られ、さらに今後が楽しみなチームに成長しています。
初戦は10得点11リバウンドで「ダブル・ダブル」の活躍。第2戦も先発でチームの連勝に貢献しました。帰化枠のニカ選手がインサイドで活躍すればエースのヌワバ選手の力をさらに生かせ、アウトサイドの選手もシュートが打ちやすくなります。ニカ選手の身体を張ったプレーに期待してください。
次節29日は豊橋市総合体育館にファイティングイーグルス名古屋を迎えての「愛知ダービー」です。その次の2月1~2日は「おおきにアリーナ舞洲」で大阪エヴェッサと対戦です。
FE名古屋は今季序盤で黒星が続きましたが、最近は琉球や島根など強豪を倒して波に乗っています。得点力の高いエースのヘンリー選手、インサイドが強いビッグマンのオマラ選手、若手成長株の佐土原選手とタレントぞろいです。フェニックスはチーム力で立ち向かいたいところです。週末はアウェーで大阪戦です。泥臭く戦い続ける選手らちに熱い声援をお願いします。試合は会場の他、バスケットLIVEでも見られます。
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