豊橋市西岩田5の外食大手「物語コーポレーション」は「三世代で囲む“鍋”に関する意識調査2026」を発表した。秋冬シーズンに月3回以上鍋を食べる人が6割を超え、鍋料理が家族のコミュニケーションを促進する重要な手段となっている実態が浮き彫りとなった。
調査は今月8~10日、全国の20歳以上の子どもを持つ男女1001人を対象にインターネットで実施した。
家族で鍋を選ぶ理由としては「温かい料理で落ち着く(58・9%)」という機能的な側面に加え、「好きな味・具材を選べる(53・0%)」や「みんなで同じ料理を楽しめる(51・3%)」といった団らんや共有体験を重視する回答が上位を占めた。また、鍋を食べたくなるタイミングは「寒い日(59・1%)」に次いで「家族がそろったとき(47・5%)」が約半数に達しており、家族が集う場の定番メニューとして定着している。
一つの鍋を分け合って食べる行為は、家族間の心理的な距離を縮める効果も示されている。調査では、鍋を囲むことで家族との一体感が生まれ、5人に1人が「普段は話さないことも話しやすくなる」と回答した。なお、家族で食べたい鍋のだし・味としては「すき焼き」が65・8%の圧倒的な支持を集めて首位となった。
一方で、祖父母から子どもまでの三世代で外食する際の課題も顕在化した。三世代での外食時、全体の89・0%が「店選びに悩んでいる」と回答した。主な理由として「大人数で一緒に座れる席が限られる(35・0%)」や「家族それぞれで食べたい料理が異なり、意見がまとまりにくい(33・0%)」が挙げられた。家族全員が同じテーブルで会話を楽しみながら食事を囲みたいという需要に対し、飲食店側の座席レイアウトやメニュー対応が追いついていない現状が浮かび上がっている。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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