オーエスジー創業者の故大澤秀雄さんが設立した「大澤科学技術振興財団」は6日、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」で、今年度の助成費贈呈式を開いた。
1991年に設立し、研究開発と国際交流の2分野に助成している。今年度は、研究開発31件、国際交流13件の過去最高額となる総額1億2537万円を助成した。これまでの累計助成額は13億7800万円にのぼる。
研究開発では「穴あけ加工の切屑排出現象のFEM計算技術の開発と高精度最適加工条件探索技術の開発」をする三条市立大学の田辺郁男特認教授らに、国際交流は「第76回世界鋳造会議」に出席する大同大学の前田安郭教授らに助成した。
贈呈式で大澤伸朗理事長(オーエスジー社長)は「ものづくりの世界では、ロボットや工作機械、各種センサーとAIを融合した『フィジカルAI』が話題になっているが、それを支えているのは皆さんが行っている地道な基礎研究。皆さんの研究が将来のものづくりの革新を支える礎になればと期待しています」と述べ、助成決定書を一人ひとりに渡した。
財団顧問で元内閣官房副長官の浅野勝人さんは「皆さんの研磨などに関する研究は、日本の産業の未来だけでなく、世界の産業の発展を切り開く重要なテーマです。研究の成果を産学一体となってさらに深めて、現場に生かしていただくよう期待しています」と祝辞を述べた。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。