豊橋鉄道は、市内線で運行する「モ780形」電車の制御装置更新に伴い、1990年代の電車特有のモーター音「GTO―VVVFサウンド」を体験できる特別貸し切り企画「さらば780形GTOサウンド プレミアム録音ツアー」を23日に開催すると発表した。
「GTO―VVVFサウンド」とは、1980年代後半から1990年代に製造された電車で広く採用された制御装置(インバーター)に由来する音だ。電車が発車や減速をする際、独特の電子音階が低音から高音へ切り替わるように変化するのが特徴で、近年の機器更新により全国的にも姿を消しつつある。豊橋鉄道でこの装置を搭載する未更新車は「787号」の1両のみとなっており、12月上旬の改修工事で同社でのサウンド運行は完全に終了する。
ツアーは更新前の787号を使用し、車内や赤岩口車庫で走行音や機器音を収録する。音質環境を保つため、午前の部と午後の部で各10人に限定し、会話や移動を禁じる完全サイレント区間を設定するほか、車庫内での単独音収録を実施する。
参加費は1人2万5000円(税込み、市内線1DAYフリーきっぷ付き、中学生以上対象)で、豊橋鉄道サイト内の専用フォームで16日まで受け付ける。応募多数の場合は抽選で、当選者のみに17日中に連絡する。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。