三河地方で採取された野生キノコを紹介する特別展「きのこ展」が、新城市鳳来寺山自然科学博物館で開かれている。23日まで。
キノコ採取シーズンに合わせて企画し、毎年この時期に開催している。20日に豊川市で開いた観察会で採取したものや博物館に持ち込まれた約20種を展示した。八重咲きの花のようなボタンイボタケや、鮮やかな朱色のヒイロタケなどが見られる。
パネル展示では、漢方としての利用をはじめ、ハエ取りとしての活用や、人工栽培の仕組みなど多様な利用法を紹介している。
22日には、博物館学術委員の木村修司さんによる解説会があった。キノコという名称は、胞子を飛ばすために形成する「子実体」という器官を指す通称であることなどを説明した。
今年は毒キノコの「オオシロカラカサタケ」による食中毒が相次いでいる。会場にも新城市門谷や豊川市で採取された実物を展示した。木村さんは「野生の強い毒キノコは熱を加えても、毒が分解されない。自分の判断で野生のものを食べず、市販の安全なキノコを選んでほしい。安心も味の一つです」と強調した。
また、会場の展示パネルでも他の毒キノコについて紹介。2005年に豊橋市の公園で採取された「ニセクロハツ」による食中毒案件も取り上げている。
開館時間は午前9時~午後5時。入館料は大人300円、中学生以下100円。問い合わせは新城市鳳来寺山自然科学博物館(0536・35・1001)へ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。