【愛知ダービー】三遠ネオフェニックスがFE名古屋に快勝

2024/09/07 22:00(公開)
攻守に活躍した吉井=名古屋ドルフィンズアリーナ

プロバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)県内の4チームが、トーナメント方式で優勝を争う「AICHI CENTRAL CUP2024」が開幕した。第2試合で三遠ネオフェニックスがファイティングイーグルス名古屋を94対60で破り、8日の決勝戦に進んだ。相手はシーホース三河。

 

新加入の吉井やヌワバら躍動

 

 三遠は新加入で日本代表の吉井裕鷹のほか、日本デビュー戦で元NBA選手のヌワバ、帰化選手のニカがスタメンに名を連ねた。前半は三遠が次々と3点シュートを決め、52対32で折り返した。後半の第3クォーター(Q)は相手の攻勢を許したが、第4Qは湧川颯斗らの活躍で再び突き放した。最優秀賞(MIP)にはヌワバが選ばれた。

 

「吉井はまだまできる」大野HC

 

 大野篤史HCは「特にディフェンスが足と体を使ってできていて良かった」と評価した。一方「オフェンスはもっと必要。シーズンでこのまま勝てるかと言えば勝てない。コミュニケーションはまだまだ伸びしろがある」とさらなる奮起に期待した。

 新加入の吉井については「どうしても取りたくて4年越しで獲得した選手。ディフェンスは言うことない。オフェンスはまだまだできると思うので、輝ける場所はどこなのかを探っていきたい」と語った。

 吉井は「勝利につながるプレーができたが、ディフェンス、オフェンスともにもう少しできたなと感じる。3点シュートやアシストを決め、速いバスケをできるようにしていきたい」と振り返った。

 

決勝はシーホース三河と

 

 シーホース三河は名古屋ドルフィンズを73対60で下した。決勝は8日午後3時から。

 

最優秀賞の活躍のヌワバ
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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